[ホーム] > [Text] > [論文] > [「Media Teachers Village Project」]

<< 前へ | 「Media Teachers Village Project」 | 次へ >>


「Media Teachers Village Project」
酒井俊典/平成14〜16年度科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書/2005年

実践のための「知恵の交流」の場

1.プロジェクトの概要

 Media Teachers Village 〜メディア・リテラシー オンライン学びの場(以下、MTV)」は、東京大学大学院情報学環の共同プロジェクトとしてつくられたオンライン上のコミュニティである。

これを運用するMedia Teachers Village Project(以下、MTV Project)はメルプロジェクトのサブプロジェクトであり、専用サイト「MTV」の開発とその運用を目的として立ち上げられた。プロジェクトメンバーは酒井俊典、八重樫文(東京大学大学院学際情報学府修士課程)、久松慎一(慶応義塾大学大学院政策メディア研究科)の3名である。
 「MTV」は、2003年10月1日から2003年11月30までの2カ月にわたって運用された。2003年7月から8月にかけて「MTV」を利用する希望者を募り、メディア・リテラシーに興味関心を持つ現場の教師30名が参加した。集まったのは、東京、神奈川、千葉、群馬、長野、山梨、新潟、静岡、岡山の小学校から高校の図書館司書教諭を含む、教科種別の異なる教師である。本研究は特定の教科におけるメディア・リテラシーの定着の支援を目指すものではないため、教科、学年種別を問わずに募集を行った。MTV Projectの立ち上げに際し、2003年9月23日には、参加を希望する教師を対象としてプロジェクトの説明とメディア・リテラシーについての悩みを相談する「オープニング・セレモニー」と題したプレイベントを開催している。参加希望者が全国各地に散在していたこともあり、8名の参加となった。


2.MTVの学習の流れ

MTVのメインの機能は「Step(ステップ)」と呼ばれている。「Step」のテーマは以下の6項目から構成されており、それぞれテーマに沿ったコンテンツ(ストリーミング映像・PDFファイルの資料)と電子掲示板が設置されている。教師はこのStep1〜6への参加を通じて、メディアの送り手や研究者、ベテラン実践者とのインタラクションが可能になる。期間中を通じて、この「Step」機能は2週間間隔で順次公開した(図1参照)。

このテキストの全文をPDFファイルで読むことができます.pdf.gif


Powered by
Movable Type